








人形標本ペンダントブローチ 目
¥14,000 tax included
Shipping fee is not included. More information.
・人形と標本によせて
1700年代終わりから1800年代初頭のイギリスで流行したという『lover’s eyes』。それは、ひそやかな想いの証から来た、愛する恋人や家族の目の肖像画をジュエリーに設えさせた品物です。
今となっても描かれた人物がわかっている、そんな品も存在しているそう。225年も前に亡くなったある女子高生ですって。
そんな話を読んでいると、誰かが失われないように願って、本当の永遠になった実例を見ているみたい。
人形の標本を作りたいと思っていました。私のままならない意識の外側で、やっと作り上げた永遠であるはずの人形が、人間より早く壊れていくので。小さな頃憧れていた硝子の向こうの人形はお店ごと無くなってとうにどこにも居ません。この頃私にとって既に、人形は永遠のメタファではなくなっていました。
通り過ぎてゆくすべてをそれでもなにか留められると信じたかった。きっとはるかな人々が同じく願ったように。
小さな硝子の向こうに、小さな永遠を閉じ込めました。いつでも一緒。
粘土原型から制作致しましたうっとりするような眼差しを、
ひとつひとつ手化粧で仕上げています。
豊かな睫毛の瞳の奥にはスワロフスキーが生きているかのように瞬きます。
frame:ゴールド
size:直径約27mm freesize(調整可能)
material:硝子ドーム、スワロフスキー、樹脂、ラッカー塗料、エナメル塗料
-
Reviews
(307)
-
Shipping method / fee
-
Payment method
¥14,000 tax included